ナイジェリアのティヌブ氏、ニジェールへのECOWAS介入に対する上院の支持を求める

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Jun 29, 2023

ナイジェリアのティヌブ氏、ニジェールへのECOWAS介入に対する上院の支持を求める

ティヌブ氏は、クーデターにより民主的に選出された政府が排除されたニジェールで、与党軍に対する介入への支援を求めていると伝えられている。 ナイジェリアのボラ・ティヌブ大統領が書簡を書いた

ティヌブ氏は、クーデターにより民主的に選出された政府が排除されたニジェールで、与党軍に対する介入への支援を求めていると伝えられている。

ナイジェリアのボラ・ティヌブ大統領は上院に書簡を送り、先週クーデターにより民主的に選出されたモハメド・バズーム政権が崩壊した隣国ニジェールへの地域的軍事介入を支持するよう議員に要請した。

地元日刊紙ケーブルは金曜日、ティヌブ氏が「ニジェールの軍事政権の反抗的な態度が続く場合に軍事介入を強制するための軍備増強と軍事介入のための人員配置」を要請したと報じた。

地域大国ナイジェリアは現在、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の輪番議長国を務めているが、ECOWASはニジェールに制裁を課し、日曜日にはプーシストたちにバズーム政権を回復するか、さもなければ武力介入の危険を冒すまで1週間の猶予を与えた。

15加盟国からなるECOWASがニジェールに課した制裁には、国境閉鎖や同国とのあらゆる金融・商業関係の停止などが含まれる。 西アフリカ諸国中央銀行(BCEAO)は月曜日、ニジェールによる計画されていた300億CFAフラン(5,100万ドル)の債券発行を中止した。

ECOWASはまた、権力を掌握した兵士と交渉するために、元ナイジェリア指導者アブドゥルサラミ・アブバカル氏を団長とする代表団をニジェールに派遣した。 しかしチームはクーデター首謀者のアブドゥラハマネ・チアーニ将軍に会わずに出発した。

一方、チアーニ氏はバズーム氏の復帰を求める圧力には屈しないと述べた。 同氏は制裁を「違法」かつ「非人道的」だと非難し、同胞に対し国を守る準備をするよう促した。

ECOWASは過去2年間、西アフリカにおける民主主義の後退を抑えるのに苦労してきた。 これには、加盟国のマリ、ブルキナファソ、ギニアでの軍事乗っ取りやギニアビサウでのクーデター未遂などが含まれる。

ティヌブ氏は、48人の閣僚候補リストを議会に送付したにもかかわらず、まだ国防大臣と外務大臣を任命しておらず、「クーデターベルト」と揶揄される地域で自らの権威を確固たるものにしたいと考えている。

そして、この地域で最大の軍隊を擁し、これまで他の地域の平和維持活動に最も多くの兵力を提供してきたナイジェリアは、ニジェールへの介入軍を主導することになるだろう。

西側諸国も7月26日のクーデターを強く非難している。 彼らの多くは、サヘル地域でアルカイダやイスラム国(ISIS)に関連する武装勢力と戦う取り組みにおいて、ニジェールが最後の信頼できるパートナーであると考えていた。

ニジェールは世界で最も貧しい郡の一つであり、年間予算の半分近くを外部からの援助に頼っているにもかかわらず、西側諸国のいくつかも援助を削減している。